学生ローン

学生ローンで低金利はどこなの?全社比較表でバッチリわかる

学生ローンで少しでも安い金利で借りたい、あわよくば利息ゼロで借りたい、そんな声にお応えします。

賢くお金を借りて楽しい学園生活にするためにも、学生ローンを利用前にこの記事に一度目を通しておきましょう。

また、金利以上に重要なチェックポイントも存在するので、後半で詳しく説明いたします。

学生ローンで金利が安いところは?

一番金利が安い学生ローン

学生ローンで最も低金利で融資を行っているのはニチデンでした。大部分の学生ローンが金利16〜18%であるのに対して、ニチデンは9%程と抜群の低金利で借りることができます。

ただ、融資対象地域が関西の一部のみになるため、その他の都道府県に住む学生は利用できません。

金利ゼロで借りたいなら

もし金利ゼロで借りたい場合は、金利0%の期間があるプロミスとアコムもおすすめです。これらは正確には学生ローンではありませんが学生でも特に問題なく借りれます。

プロミスやアコムと行った大手は安心できますし、一般的な学生ローンと違い、全国どこからでもスムーズに利用できるので、こちらも一度は検討しないと損でしょう。

学生ローンの全社比較一覧表

まず学生ローンを最大金利が低い順に並べ特徴も書きました。それに加えて学生が借りられる代表的な貸金業者も学生ローンの下に追加で書きました。もし金利が安いところでお金を借りたいなら参考にしてください。

種別会社名金利遅延損害金限度額備考
学生ローンニチデン9.125%20.0%30万円・最短20分で振込のスピードキャッシング
・初回は90日間利息0円
・関西の一部地域在住の学生のみ利用可
・来店不要
イーキャンパス14.6~16.5%20.0%50万円・来店不要で全国どこからでも申し込み可
・午前中までの申込みで即日融資
・学費目的・海外渡航目的の場合(金利15.5%)
友林堂12.0~16.8%20.0%30万円(通常)
50万円(目的ローンの場合)
・来店不要で全国どこからでも申し込み可
・お友達紹介で特典がもらえる
アミーゴ14.4~16.8%20.0%50万円・来店不要で全国どこからでも申し込み可
・最短10分で振込のスピードキャッシング
・学費目的・就職内定者に向けて低金利キャンペーン実施中
キャンパス14.4~16.8%20.0%50万円・来店不要で全国どこからでも申し込み可

・最短15分で振込のスピードキャッシング
・平日14:30までに審査完了で即日融資
・学生レディースローン実施中(金利15.60%)
フレンド田15.0~17.0%20.0%50万円・来店不要で全国どこからでも申し込み可
・お友達紹介で特典がもらえる
マルイ12.0~17.0%20.0%50万円・来店不要で全国どこからでも申し込み可
・最短20分で振込のスピードキャッシング
・お友達紹介で特典がもらえる
カレッヂ15.0~17.0%20.0%50万円カレッヂカードの利用で全国のセブン銀行ATMで借入れ可能
学協17.52%20.0%40万円・東京に3店舗、神奈川に1店舗
・初回は来店が必要
・関東在住の学生限定
消費者金融アコム3.0~18.0%20.0%800万円・来店不要で全国どこからでも申し込み可
・初めての利用で30日間金利ゼロ
・最短30分のスピード審査
・土日祝日でも即日融資可能
プロミス4.5~17.8%20.0%500万円・来店不要で全国どこからでも申し込み可
・初めての利用で30日間金利ゼロ
・最短30分のスピード審査
・土日祝日でも即日融資可能
・レディースキャッシング実施

低金利の学生ローン

金利についておさらい。低金利だと利息が安くなる。

そもそも、なぜ金利が低いほうが良いかと言えば、利息が減るため返済額を安くできるからです。

逆に高金利で借りてしまうと、利息がどんどん増え返済額も高くなってしまいます。例えば、30万円を24ヶ月で返す場合、金利別の返済総額は次のようになります。

  • 金利が10%だと・・・返済総額は『332,234円』(32,234円の利息)
  • 金利が15%だと・・・返済総額は『349,098円』(49,098円の利息)
  • 金利が20%だと・・・返済総額は『366,439円』(66,439円の利息)

同じ30万円の借入でも、金利が10%と20%では約3万円も多く払うことになるのです。当然、金額や期間が長くなれば、さらに額は大きくなります。

無駄のない返済をするためにも、低金利な学生ローンを利用して上手にお金を借りましょう。

学生ローンの金利って高いの?その特徴は

学生ローンの金利ってそもそも高いのでしょうか?はじめてお金を借りる学生はよくわかりませんよね?今から丁寧に説明していきます。

学生ローンの金利は高くない

実のところ学生ローンの金利は、銀行カードローンや消費者金融と比べてほとんど差はありません。

一見、比較一覧表を見ても学生ローンだけ高い印象を感じますが、このとき注目したいのは学生という身分です。

そもそも安定した収入がなく信用力が低い学生では、3.0%や1.7%といった最低金利で借りられることはほぼありません。18.0%ほどの最高金利になることがほとんどなのです。

このことを踏まえて、それぞれの最高金利の平均を比較してみると、銀行カードローン→学生ローン→消費者金融の順になることがわかります。

ざっくりと種別による最大金利をまとめ

種別によっての最大金利の目安は以下のようになります。

  • 銀行カードローン:平均15%程度
  • 学生ローン:平均17%程度
  • 消費者金融:平均18%程度

学生ローンは、銀行カードローンと、一般消費者金融の中間くらいになることがわかりますね。

ちなみに、その他のお金が借りれる場所に闇金がありますが、トイチ(10日で1割の金利)やカラス金(1日で1割の金利)といった法律を無視した超高金利で融資されるので、絶対に利用しないことをおすすめします。

金利を下げることは?

そ安定した収入がなく信用力が低い学生は、金利を下げることも難しいと思っておいたほうが良いでしょう。

基本的に金利の設定はお金を借りる前の審査で決まり、金利を下げたい場合は信用が高い人と判断される必要があります。

ただ、やはり学業が本分の学生はローン会社からするとリスクが高く、いくら未来ある学生という立場であっても、残念ながら金利が下がることはほとんどないでしょう。

ただ一部業者に限りますが、学費や就活が目的の融資だと金利を下げてくれるサービスがあるので、それを活用すれば金利を下げることができます。

また、もし返済をラクにしたいのであれば、金利を下げるのではなく利息を減らすという方法がおすすめです。

詳しくは下記の記事で紹介したので、参考にしてみてください。
学生ローンの返済時に知っておけば、絶対トクする3つのポイント

学生ローンは金利も低いが限度額も低い

学生ローンで借りることができる金額は、基本的に最高50万円となります。

これは50万円を超える融資は、「貸金業法」の関係で手続が面倒になるからです。

このおかげで学生ローンの審査が緩いという一面もあるのですが、それでも「50万円以上借りたい」という人は、学生でも比較的審査が通りやすい消費者金融の利用がおすすめです。

プロミスとアコムなら金利0%の期間もあるので、うまく活用すれば、学生ローンよりお得に借りられるかもしれません。

金利よりもっと重視すべき毎月の返済額

お金を上手に借りるにあたって、もちろん低金利でお得に利用することも大切ですが、それ以上に毎月の返済額も重視すべきポイントと言えます。
返済額の管理を雑にしてしまうと、知らない間に利息が跳ね上がり、痛い目にあってしまうこともあるのです。

たとえば次の表を見てみると、月々の返済額によって利息の総額が大きく違うことがわかります。

月々の返済額10万円返済時の利息総額(返済期間)30万円返済時の利息総額(返済期間)
月々の返済が5000円15,784円(24ヶ月)256,620円(112ヶ月)
月々の返済が10000円7,497円(11ヶ月)78,347円(38ヶ月)
月々の返済が15000円5,061円(8ヶ月)47,378円(24ヶ月)
月々の返済が20000円3,923円(6ヶ月)34,313円(17ヶ月)
月々の返済が30000円2,824円(4ヶ月)22,505円(11ヶ月)
月々の返済が40000円2,290円(3ヶ月)16,988円(8ヶ月)
月々の返済が50000円1,913円(3ヶ月)13,854円(7ヶ月)

30万円借りた場合をみてみましょう。

月々の返済が50,000円だと、利息総額は13,854円( 7ヶ月)です。

一方で月々の返済が5,000円では、利息総額が256,620円 (112ヶ月)にもなります。

利息だけで20万円以上の差が出ます。返済期間も9年近く長くなります。このように知らなかったでは済まされません。毎月の返済額は計画的に決めましょう。

金利によってシミュレーションできるサイト

もし計算が苦手で返済計画が立てれるか不安な人は、事前にシミュレーションをしてくれるサイトを利用しておくと安心です。

返済シミュレーション(カレッヂ)

たとえば上記のサイトなら、借りたい金額や金利、返済回数、返済額などを入力すれば、毎月の返済シミュレーションをしてくれます。

1ヶ月ごとの支払い金額や利息、借入残高まで出してくれて、非常に便利なので活用してみてください。

また、Excelでも「PMT」関数というものを使えば自分でシミュレーションが立てられます。学生さんなら一度チャレンジしてみてもよいでしょう。

まとめ

学生ローンを検討している人は、全社比較一覧表を使って自分にぴったりな低金利の会社を見つけてみてください。

また、返済が苦しくなって学生としての本分が守れなければ意味がないので、返せる範囲で借りるようにしましょう。

月々の返済額を事前に計画しておくことも忘れないようにしてくださいね。