学生ローン

学生ローン審査通過の条件は?申し込み前に知っておくべきこと・口コミ付き

これから学生ローンの審査に申し込もうとする学生には様々な人がいます。

例えば
・お金を借りる初心者でわからないのでとにかく信頼して安心できる大手がいい人
・すぐお金が必要になって即日で現金が欲しい人
・とにかく少しでも金利が安いところを選ぶ人
・返済までを考えて借りる人

目的も、生活費、学費、学業、サークル、趣味、と様々でしょう。

ただこの時、とにかく覚えておいて欲しいのは、学生ローンで一度審査に落ちてしまうともうどこでもお金を借りれないということです。

つまり審査に落ちずに一発で審査を通すことが大切です。

当サイトでは、審査落ちせずスムーズに通過する条件と、審査の傾向を解説しています。

学生ローンでお金を借りるなら審査の前に必ずお読みください。

審査に一度でも落ちたら、もうどこでも借りられない

学生ローンに限らないのですが、消費者金融等にローンを申し込んだ場合、「申込履歴」が半年間個人信用情報に記録されます。

申込履歴が記録されたばかりの人、つまり審査に落ちた人が、別の学生ローンや消費者金融に申し込んだとします。審査をする側は「よそのローンに申し込んだけど審査に通らなかったのだな」ということがすぐにわかります。

たとえ、新たに審査をする会社の基準を満たしていたとしても「審査に落ちたということはなにかがあるな」と思わざるを得ません。つまり、「申込履歴」が消えないうちに次の申込みをしても、審査にあたって非常に不利になってしまいます。

ですから、審査に落ちたときには、それ以上できることはほとんどないのです。半年間は新たな申し込みをせず、諦めてアルバイトでもしてください。

というわけで、学生ローンを利用するなら、審査に絶対に落ちないように準備して一発で審査通過できるようにしましょう。

学生ローンの審査を通す3つの条件

学生ローンの審査を通すために確認すべきことは、こちらの3つです。

    ①安定した収入がある
    ②高卒以上の学生である
    ③利用目的が適切である

①安定した収入とは?

安定した収入とはバイトと考えてください。親からの仕送りは含みません。

学生ローンででは「安定した収入」というのは最も重視されるポイントといえるでしょう。

業者側からしても、安定した収入があり、返済の見通しが立つ人にしか貸したくないという思いがあります。

アルバイトで月に5~8万円ほどの収入が理想で、月10万円あればだいぶ審査には通りやすくなります。それと同時に、アルバイトの勤続年数も最低3ヶ月はほしいところですね。

よくある疑問として「親からの仕送りは収入に含まれるのか」というものがありますが含まれません。

学生も、お金を借りる際には社会人なのです。

②高卒以上の学生とは?

学生ローンで借入れができるのは18歳以上の大学生や専門学校生、予備校生などの学生です。高校を卒業している学生である必要があります。

学校の種類は、大学・専門学校・短大・予備校など、高卒以上のものであれば問題ありません。高等専門学校生も、高等教育ですのでOKです。

年齢も18歳以上なら利用できます。ただし20歳以上とならない未成年の場合は制限が多くなります。

未成年者の場合、保護者に承諾を得ていない借入れにつき、民法第5条第2項で「取消し」が可能になっています。このため貸し出す側にはリスクが少々高く、これが大手消費者金融が20歳未満に貸出しをしない理由でもあります。

ちなみに20歳以上の学生ならアルバイト収入があれば大手消費者金融でも貸し出しをしてくれます。

③利用目的とは?

学生ローンの申込みの際には、必ず「利用目的」を訊かれます。利用目的はくれぐれも正直に回答しましょう。

うそはつかないことが大事です。うそをついていることがばれたり、うそをついていると疑われただけでも審査に落ちます。

審査に通る目的は「学費」「旅行費用」「資格代」「引越し代」「運転免許取得代」「バイク」「楽器」「パソコン」などです。これは特に問題ありません。一般的な学生生活に欠かせない事柄に対する目的ならば審査に落ちる可能性は低いです。

明らかに審査に落ちてしまう利用目的は「ギャンブル資金」「投資」などです。こうした目的であれば、貸したお金を確実に返してもらえるとは限りません。貸さないのは当たり前です。

それから、「海外留学」「ワーキングホリデー」などの理由も貸出不可となっています。海外に行かれてしまうと、返済が滞ったときに対処できないためです。

また、学校の教科書の購入といった目的の場合はあとで領収書提出を求められることもあります。このような場合は領収書を残しておきましょう。

学生ローンの特徴

実際に学生ローンの審査に申し込む前に、学生ローンとはなんであるのか簡単に理解しておきましょう。学生ローンのなかでも代表的な3社のスペックを表にしてまとめてみました。

企業名年率遅延の年率審査時間最大融資額対応エリア
アミーゴ14.4~16.8%20%最短即日50万円全国(店舗は都内のみ)
マルイ15.0~17.0%20%最短20分50万円全国(店舗は都内のみ)
イーキャンパス14.5~16.5%20%最短30分50万円全国(店舗は都内のみ)

学生ローンの最初の特徴は、金利が安いことにあります。代表的な消費者金融3社の最大金利がおよそ18%なのに対して、学生ローンの最大金利は17%弱です。

学生ローンのデメリットしては小規模で運営しているため、大手消費者金融と比べると利便性にかけると言う点です。

窓口で相談したい場合に都内の一部地域(高田馬場)のみに限られたり、明細をネットから見れるといったサービスが不十分だったりします。

 

学生ローンの審査に通らない人の共通点

学生ローンで審査に落ちる人は落ちます。もちろん企業側からしてても闇雲に金を貸しても、きちんと返済されなければやっていけないので、きちんと審査をした上でお金を貸す人を見極めています。

未成年は審査におちる(例外あり)

20歳に満たない未成年は基本的には借りれません。

しかし例外として、18歳・19歳の未成年、高校卒業以上で大学・短大・大学院・専門学校に在学中であったり、春より進学が決まっているといった安定した収入がある人は審査に通ることができます。この場合も20歳以上より審査が厳しくなる傾向にあります。

学生でない

学生ローンはおもに学生を対象とした融資のサービスです。ですので一般的には学生という身分を持たない人は審査に通らないと思った方がよいでしょう。

しかし、賃金業者によっては社会人でも「学生ローン」という名目で融資を行っている業者もあります。一般的には社会人なら、アコムやプロミスといった大手の消費者金融のキャッシングサービスを使う方が、金利も安く借りることができるのでそちらの方が使い勝手がいいでしょう。

安定した収入がない

最も重視されるポイントで、安定した収入がないと、年齢などの条件を満たしていても融資を受けることができません。

一般的に安定した収入とは学生のアルバイトであれば月に5万~8万円あると理想です。月に10万円もあればほぼ確実です。

書類不足

学生ローンを組む際に必要な書類をまとめてみます。以下が不足していると審査に通ることが難しいので、最低限必要な書類を確認しておきましょう。

    ①学生証・・・学生である以上持っている書類であることから、提出を求められます。
    ②身分証明書・・・運転免許証は定期的に更新されるものであり、盗まれていたら気づきやすいものであることから信頼されています。利用頻度・更新頻度が低いパスポートは運転免許証と比べおすすめできません。
    ③銀行のキャッシュカード・・・支払いの際の銀行口座を確認するために必要となります。都市銀行・地方銀行・ゆうちょ銀行は問われないことが多いです。
    ④公共料金の領収書・・・現住所を確認するために、電気・ガス・水道などの利用明細を求められることがあります。

①、②、③が原則必須で同時に④も求められることがあります。借入金額や利用目的などによっては追加の書類が求められることもあります。

借り入れが総量規制をこえている

測量規制といい、年収の三分の一までしか融資を受けられないという法律がありますので、例えば50万円の借り入れを行いたい場合には年収が150万円ないと借りることができません。

一般的な学生の場合には、この金額を越えて稼いでいる学生はほとんどいないため、学生ローン業者は限度額を50万円に設定していることが多いです。

事故情報が記録されている

事故情報とはいわゆる「ブラックリスト」というものです。一度でも返済を滞納したりすると、信用情報機関に事故情報として記載されます。その記録は返済完了後5年間のこるので、審査の段階で事故情報が残っていると、融資を受けることができません。

申込内容に虚偽の申告があった

とくに利用目的に虚偽の申請があることが多いですが、嘘をつくと社会的な信用として問題になってきます。将来、社会で生きていくためにはどんな道であれ、信用を失わないことが最も大事です。

審査に通るための必要項目一覧

学生ローンの審査に通るための必要項目をまとめました。あなたの状況と比べてどうなのか審査の前に必ず見ておきましょう。

必要項目一覧

    アルバイトの月収・・・月に5~8万円ほどあれば理想
    持っている電話の種類・・・携帯電話があればまったく問題ありません
    年齢・・・18歳以上の学生。
    勤続年数・・・3ヶ月ほどは欲しいところ。長く続けていれば有利。
    勤務先・・・関係ありません。ただし水商売など一部職業は不利になる可能性があります。
    家族構成・・・関係ありません。ひとり暮らしでも実家住まいでも変わりません。他社借り入れの有無・・・ない方が有利。

学生ローンの審査Q&A

よくある学生ローンの審査の疑問とその回答についてまとめました。

学生ローンの審査は甘いのか?厳しいのか?

一般的なカードローンなどに比べて、審査はかなり甘いと言えるでしょう。学生ローンのは最低限の条件をクリアしてさえいれば全く難しくありません。

年齢と安定した収入、正しい利用目的であれば学生にも受けやすい融資であるといえます。

学生ローンの審査時間は?どのくらいで審査が終わるの?

学生ローンは審査が比較的早いと言われています。ごく一部ですが20分程度としている業者もあるほどです。1日かからずに審査結果が出ます。

学生の場合年収等の属性に差が出づらくいわゆる「スコアリング」においてそこまで差が出ないため素早い審査が行われます。

学生ローンの審査時に親バレするの?

学生ローンを使うと、借りたことが保護者にばれてしまうのではないかと気になる人も多いはずです。

結論からいいますと、基本的に保護者に連絡が行くことはありません。

保護者の連絡先は申込みの際に記入させられますが、なにもなければ連絡は入りません。

ただ実家住まいの場合は注意する必要があります。貸金業法において、借入れをした際は利用明細書の郵送が義務付けられているためです。

これを防ぐためには「Web明細」にする必要があります。学生ローンでも「Web明細」に対応している会社を選ぶようにするとスムーズです。

なお利用明細書は社名を明らかにして届くわけではありませんので、届いたら直ちにばれてしまうというわけではありません。ですが、家族に不審な郵便物が届いたとは思われるでしょう。

奨学金との併用は可能なのか?

奨学金との併用は可能です。

奨学金は総量規制の対象外です。(総量規制とは年収の1/3しかお金が借りられない仕組みです。)

もし奨学金が審査の時に問題になるとしたら、奨学金返済が始まっている人が返済を滞らせた場合だけです。

奨学金を貸し付ける際に「日本学生支援機構(JASSO)」は利用者から個人信用情報登録への同意を取っています。ですので、3か月以上の延滞を発生させますと、ただちに事故情報が個人信用情報として登録されてしまいます。

しかしこれも奨学金の返済がはじまっていない学生には関係ないことです。

クレカ滞納履歴があると審査落ちするの?

学生ローンでも、貸出しの際に個人信用情報は確認します。なかなか、金融ブラックリストの人に対しては、新規の貸出しはしてくれません。つまり審査に落ちます。

クレジットカード延滞や携帯端末代金の延滞などで、この金融ブラックリストになります。

大手消費者金融の場合、ブラックがついた人であっても完済の場合は、他の属性がよければ貸出しをする場合もあります。

学生ローンの場合は、もともとリスクの高い相手に貸出しをしているわけですから、金融ブラックの人はあまり期待はできないかもしれません。

学生ローンの審査の体験談

学生ローンの審査についての、実際の体験談についてお伝えします。

就職活動で必要だと正直に伝えました。2回借りれました。

学生ローン審査 → 通った
名前:山本(仮)
性別:男
学年:大学4年(当時)
年齢:22歳(当時)
会社名:マルイ
時期:2015年5月~2016年3月
借入額: 5万円を2回

    就職活動のお金が足りなくなり、学生ローンのマルイで5万円を2回借りました。スーツ、交通費、昼食代など。
    2回とも就職活動に必要なお金だと正直に伝えましたところ、特に問題なく学生ローンの審査が通りました。2回目はまだ返済中だったので無理かとも思いましたが、追加で借りれました。

ギャンブルの話をするとお金を借りれないと思ったから話さなかった

学生ローン審査 → 通った
名前:かずや
性別:男
当時の学年:大学2年生
当時の年齢:20歳
借入先の会社名:カレッヂ
学生ローンの審査:通った
利用時期:2011年5月~2012年1月
当時の借金の合計額:5万円

    借り入れの目的としては生活費でした。生活資金が足りず何か方法はないかとインターネットで探っていると学生ローンの存在を知ることとなり申し込みました。そもそものお金がなくなった原因がギャンブルで生活費を使い込んでしまったことなのですが、ギャンブルの話をするとお金を借りれないと思いギャンブルについては一切話しませんでした。詳細な事までは深く聞かれませんでしたし、特に他には借金はなかったので融資を受けれたような記憶があります。

まとめ

学生ローンの審査の条件についてはわかりましたでしょうか。学生ローンは便利ですが、知識を持って利用しましょう。また、どんな場合であっても、返済が可能な範囲で借り入れをしましょう。