カードローンの基礎

カードローンの注意点「審査で嘘は絶対NG」

カードローンを申し込む時の注意点「ウソは絶対につかない」

カードローンを申し込む時、事前に知っておきたい注意点があります。
単純なことですが、一番大事なことは、「ウソをつかない」ということです。

「なんだ、そんなこと当たり前」と思うでしょうが、これは非常に大事です。ウソを書いても結局バレます。バレた結果、否決では元も子もありません。
カードローンの申し込みの際に、「ついウソを書いてしまう」「よくやってしまうミス」がありますので、そのベスト3を解説しましょう。

よくつくウソ1位 : 年収

「年収は、源泉徴収などの資料の提出を求められなければ、ちょっと位違っても構わない」と思うかもしれません。確かにそうなのですが、ちょっと落とし穴があります。

2010年6月に本格施行される改正貸金業法で、消費者金融などの貸金業者からの借入は年収の3分の1に制限されるようになります。その為、貸金業者にカードローンを申し込む場合は、年収確認資料を提出する必要があるのです。
銀行カードローンでは「年収の3分の1」という総量規制の影響は受けないのですが、年収資料の提出は以前から求められているので、どうしても必要になります。

よくつくウソ2位 : 他社借入金額

カードローンを申し込む時には、他社借入件数や金額を書きます。
これは書きにくい項目ですし、書かなくても分からないと思うかもしれませんが、そうではありません。
カードローンの申し込み時には、「個人信用情報機関利用に関する同意書」を提出します。この同意書で審査の時に、個人信用情報機関に照会を掛けます。
これで、他の借入や事故情報などが分かってしまうのです。借入額を少なく記入すると「隠している」と判断され、審査では逆に不利に働いてしまいます。

よくつくウソ3位 : 勤務先の情報

勤務先は、健康保険証を提出すると分かります。
国民健康保険であれば勤務先が記載されていないので、分からないですね。しかし、勤務先へ在籍確認をする銀行や消費者金融も多いので、やはりウソを書いてはいけません。
在籍確認は申込人本人の同意が必要ですが、在籍確認は個人名で電話を架けてきますので、申し込む時にそれを拒否するのはちょっと難しいです。

その他、よくあるミス等

ベスト3には入りませんが、個人情報のミスもNGです。
カードローンを申し込む時には、氏名、住所、生年月日、勤務先、他の借入などの個人情報が必要です。申し込み時に免許証などの本人確認資料を提出するので、氏名などの基礎情報は絶対に(確認資料を偽造しない限り)ウソはつけません。

電話番号は確認資料では分からないのですが、在籍確認の電話がある可能性があります。間違いなく電話が通じるかの確認です。
電話番号が使われていなかったりすると、借入を停止される可能性もありますので、やはり×です。

カードローンを申し込む時には、内容をしっかり書いて(伝えて)審査してもらいましょう。ウソは厳禁!ウソがあると、せっかくOKになるはずのカードローンが否決になるかもしれません。注意しましょうね。

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