金融事故を起こしたら住宅ローンを借りれない?借りれるポイントをご紹介!
金融事故があった場合、【住宅ローン】は借りれない?
カードローンの返済が少し遅れたくらいで、人生にそこまで大きく影響することはありません。
ただ住宅ローンは、他のローン(ディーラーローン)と違い、少しでも延滞の記録があるだけで審査に大きく影響します。
そこで、本日はブラックリスト(金融事故)のご紹介を踏まえたうえで、住宅ローンが通るのか否か、通るためにはどうすればいいのか?をご紹介いたします。
ブラックリスト(金融事故)とはなにか?
ブラックリスト(金融事故)の詳細は、こちらをご確認いただければと思いますが、簡単に以下まとめますと、
①ブラックリストとは・・・
カードローンの返済延滞が、3ヵ月以上 (逆に言うと3ヵ月未満がブラックリストではない)
②ブラックリストかの確認方法は?・・・
信用情報開示の申請をして、確認することができます。
▼信用情報の確認方法
http://www.cic.co.jp/mydata/
▼実際の信用情報開示報告書とチェック項目
実際に信用情報開示の申請を出して、無事完了すると以下の資料をDLできます。
開示報告書で見るポイントは2つです。
ポイント①は、返済状況です。”異動”が付いてますと返済状況は×です。
ポイント②は、入金状況です。【A】が付いている月があると未入金があるということで、返済状況は×です。
③ブラックリストは消すことができるのか?・・・
信用情報も永遠に登録されているわけではありません。
一定期間が経てば、削除されます!詳細は以下になります。
全国銀行個人情報センター
- 延滞・代位弁済・債務整理など
- 契約終了日から5年
CIC
- 延滞
- 延滞解消日から5年
JICC
- 延滞
- 延滞解消日から1年
一度ブラックリスト(金融事故)を起こしてしてしまったら住宅ローンの審査は通らないのか?
メガバンクや大手銀行での住宅ローン商品詳細には、信用情報についての記載ありません。
対して、地銀や信用金庫の住宅ローン商品説明欄のなかには、審査基準で『過去1年に延滞をしていないこと』といのうが条件に入っております。
地銀などでも、上記条件があるのでしたら、メガバンクや大手銀行で同条件がないわけがありません。
滞納しているのなんてありえないなんていう考えなのでしょう。
ただ、ブラックだからといって100%事前審査が落ちるわけではありません。
本当に通したい場合はそれなりの力量やスキルが必要になってきますので、専門家の方に力を借りるのをおすすめいたします。
例えば、住宅の仲介に入られる不動産の方やハウスメイカーの方です。
また、金融機関の借り換えをしようと考えている人もいるかと思いますが、それも落とし穴です。
というのも、借り換えの際も事前審査がありますし、審査基準は新規での申請と同様の難易度です。
そのため、過去に事故履歴があると審査が通らない可能性があります。
また加えて、信用情報だけでなく、現在組んでいる返済履歴も見られてしまうので、より厳しい審査になるのです。
ブラックリストでも審査に通ったケースはあるの?
ブラックリストの人が、実際に『フラット35』で住宅ローンを申し込んで事前審査に通ったという話があります。
その理由は、フラット35は通常の銀行が行う事前審査ではなく、独自の審査を行っているため、審査が通る可能性が十分にあるのです。
結論:延滞した2年後以降に住宅ローンを申し込みをするようにしましょう!
一度くらいのカードローンの滞納でしたら、最短2年間で記録は消えます。そのため滞納してしまったら、それ以降健全な支払いを続けて、審査に不利な記録を消えてから、住宅ローンを申し込むようにしましょう!
逆に、家を買うタイミングが明確にある場合は、その2年前からは絶対に滞納しないようにしましょう!